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もしも、翼端保持者が、1−26図のように、前進・後進の主動力になると、翼の付け根に大きな荷重がかかるので、避けなければならない。特に、翼の長い高性能機になるとその荷重は大きく、胴体側が破損することがあるので、充分に注意すべきである。
機体を後進させるには、1−27図のように、構造上強い機首の部分を押すか、主翼の付け根近くの前縁を押すことがたいせつである。
人間の力が多量に必要なとき、たとえば、地盤が悪いところを人問の力で運ぶときは、後進のほうがよい。
以上は、短い距離の場合であるが、格納庫から長い距離を出発地点まで、しかも地盤のわるいところを通過するときには1−28図のように自動車を利用するとよい。
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機体を後進される場合
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長い距離を自動車で引っぱっていくとき。
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